第二新卒はいつまで? 【転職に成功するためのポイント】

「第二新卒」という言葉が使われ始めたのは比較的最近のことですが、具体的にはいつまでを第二新卒というのか、基準がよく分からないという人は多いのではないでしょうか。

第二新卒にはいつまでという正式な定義というのはないのですが、一般的には卒業してから3年後ぐらいまでを指すことが多いようです。

ただし大学や高校あるいは専門学校を卒業したと同時に就職し、その後3年間ほど働いた後に転職を希望する人でなければ第二新卒とは呼びません。

学校を卒業はしたけれどもその後新卒ですぐに就職しなかった場合、卒業3年後に就活を始めてもそれは第二新卒とは呼ばれないのです。

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第二新卒はいつまでか【メリットとデメリット】

大学を卒業するのは通常22歳ですから、就職して3年間働いて第二新卒で転職する時点では25歳です。

高校を18歳で卒業して就職した場合には21歳が第二新卒の年頃ということになりますが、第二新卒がいつまでかというのは雇用側の企業でも明確に定めていないことがほとんどです。

会社によっては20代であれば第二新卒として扱うところも多いようですので、年齢が1歳超過していてもあまり神経質にならないで転職活動をした方がいいかもしれません。

第二新卒のメリット

第二新卒というと二番煎じのような感じで引け目を感じている人も多いようですが、実は第二新卒というのは企業が欲しがっている人材なのです。

新卒で3年間働いた経験があるということは、社会人としてのビジネスマナーを既に取得しているということです。

会社で新卒を雇う時には社員研修などを行って基本的なマナーを教える必要がありますが、これにはかなりの費用と時間がかかります。

ところが第二新卒であればすでに研修を修了しているわけですから、わざわざ費用をかけて研修を行う必要がないわけです。

いわば、社員研修を行わなくても即戦力として使えるのが第二新卒ということになります。

他の企業で3年間仕事をしてきたということはまだまだやる気と新鮮さを失っていないところも第二新卒の魅力です。

3年というのは長いようで短い期間なので、仕事の上でもまだまだ柔軟性が高く、自社の社風や慣習、雰囲気にも馴染みやすいのも第二新卒の大きなメリットです。

もう一つ、第二新卒は企業とのミスマッチ度が低いという特徴があります。

最初の職場で自分の得手不得手ややりたいこと、向いていないことなどを実感しているので、第二新卒で就職先を選ぶ場合には初回とは同じミスは犯さないという意気込みがあります。

このため、新卒と比較すると第二新卒の方が圧倒的に離職率が低く、一旦就職すれば安定して働くケースが多いのです。

第二新卒のデメリット

メリットが多い一方で、第二新卒に対して不安を抱く企業がないわけではありません。

不安の第一要因は「働き始めて3年しか経っていないのに転職ということは忍耐力がないのではないか」ということです。

雇用する側としてはせっかく社員を雇うのだから、何年も働いて優秀な戦力になってほしいと考えているわけですが、3年ですぐに最初の会社を辞めたとなると自分の会社も何年も経たないうちに辞められてしまうのではないかと考えるわけです。

また、他の会社で3年間しか働いていないということは経験豊かなスキルをまだ身につけていないということですから、すぐに役立つ人材を欲しがっている会社の場合には第二新卒よりも経験者を中途採用する方がいいと考えるかもしれません。

この辺りを理解して、第二新卒の強みを生かせる会社を転職先として選ぶことが大切です。

第二新卒はいつまでか【転職活動のポイント】

新卒の際の就職活動は学業と並行して行わなければなりませんでしたが、第二新卒となると現在の職場の仕事を遂行しながら転職活動をしなければなりません。

ですから体力的にも精神的にも第二新卒の転職活動はかなりハードになることが予想されます。

第二新卒の転職活動ではどのようなことに注意すれば希望の会社に入ることができるのか、そのポイントについて見ていきましょう。

職務経歴書と履歴書の書き方

第二新卒の場合も新卒と同様に、まず書類審査で評価を受けなければなりませんから、職務履歴書と履歴書はできるだけ丁寧に書くようにします。

第二新卒というのはまだそれほど仕事上の実績がない状態ですから、職務経歴書といっても自慢して書けるような事柄はそれほど多くはないはずです。

雇用側の企業としてもその辺りは熟知していますので、無理して職務経歴書を充実させるよりも仕事に対する意欲や、なぜその会社で働きたいのかということを詳しく書いた方が好感がもたれます。

得意分野に関しても仕事上で得意な分野がなかなか見つからない時には学生時代の業績について書いてもかまいません。

転職するからといって最初に勤務した会社の悪口は絶対に書かず、むしろそこで得ることのできたスキルやためになった経験をポジティブに書いておくのがおすすめです。

最初の会社で学んだことを今度はどのように仕事に活かしていきたいかについても書いておけば書類審査にはかなり通りやすくなります。

面接でよく聞かれる質問

第二新卒で面接に行った場合には、「なぜ最初の会社を短期間で辞めてしまったのか」と必ず聞かれるはずですので、あらかじめ回答を用意して行くようにしましょう。

面接当日にドギマギして答えられなかったのではマイナスです。

「入社してみたら仕事の内容が想像していたのとは違っていた」ために第二新卒で転職することを決意したという人は多いはずですが、表現を変えずにストレートに言ってしまうと「自社に入社しても仕事内容が想像していたのと違うと思うのではないか」と思われてしまいます。

ですから言い方を工夫して、ポジティブな面を強調するようにしなければなりません。

具体例としては
「入社時の面接では研修が終わったらすぐに現場に配属ということだったのですが、実際に入社してみたら研修の後もお茶出しとコピー、そして雑用がほとんどでした。もっとスキルを磨いて会社の即戦力として働きたかったので転職を決意いたしました」
などがおすすめです。

もう一つの例としては
「面接の時に転勤も可能かどうかと聞かれたのですが、親が祖母を介護している関係で土日は自分も介護の補助をしたり買い物を手伝ったりしているのが現状です。ですから大変申し訳ないのですが、転勤のない部署に配属していただければと思っていますと答えておいたにも関わらず、転勤の多い部署に廻されてしまったために転職を決めました」
というのも説得力があります。

必ず聞かれる質問に対してはよどみなく回答ができるように、家で声を出して答える練習をしておくのが一番です。

本番の面接のように面接室に入って椅子に腰掛けところから始めておけば当日上がらなくて済みますのでぜひ試してみてください。

第二新卒はいつまでか【転職先の上手な選び方】

新卒で勤めた先が自分と合わなかったのは仕方ないとしても、第二新卒では長く勤められる会社を選ぶようにしないと結局はあちこちを転々として終わってしまう可能性があります。

転職先を賢く選ぶのはなかなか難しいことですが、希望する会社で実際に働いている人の口コミを参考にしたり、会社を下見したりするなどして間違いのない転職をしたいものです。

転職エージェントを活用する

自分一人ではなかなか希望する就職先の現場が分かりにくいものですが、こんな時は転職エージェントを活用するのもいいアイディアです。

転職エージェントというのは転職先の求人案件を紹介してくれるだけではなくて、職務経歴書・履歴の書き方まで懇切丁寧に教えてくれるところも多いものです。

転職エージェントには専任のコンサルタントがおり、登録すると個別で面談を行ってくれることがほとんどです。

自分がどんな仕事をしたいのか、どんなスキルがあるのか、どんな企業で働くことを希望しているのかを担当のコンサルタントに伝えておけば数ある案件の中から最適のものを紹介してくれますので、職場選びで失敗する可能性が少なくなります。

転職エージェントの中にはIT系の仕事を数多く扱っているところや、事務系の仕事が得意なところなどそれぞれ特徴がありますので、自分のニーズにぴったりの転職エージェントを探せばそれだけ効率よく仕事を探せるようになります。

第二新卒では特別なスキルがない限り、まだそれほどの高年収を狙うことはできませんが、「年収1,000万円以上」の案件をメインに扱っている転職エージェントなどもあります。

ハローワークで転職先を探す方法もある

第二新卒の場合でもハローワークを使って転職先を探すことができます。

ハローワークで紹介している案件には人気企業や大手企業のものは少ないのですが、地元密着型の企業を転職先として考えている人ならハローワークはかなり重宝です。

ハローワークの求人というのは応募書類を送ると必ず面接をしなければいけない決まりになっているので、書類審査で落とされる心配はありません。

ただしハローワークでは中途採用と第二新卒の区別はありませんので、第二新卒のメリットを生かして有利に転職したいというのであれば転職エージェントの方がおすすめかもしれません。

まとめ

最近の傾向として、第二新卒は売り手市場にあります。

ですから転職するにしても今働いている会社よりもいい条件の企業に移ることも可能ですが、転職したからといってすぐに希望通りの部署に配属されるとは限りませんから、焦って転職をするのも考えものです。

どうして転職をしたいのか、新しい会社に第二新卒として入社したら何年もそこで働き続けていく自信があるのかどうかをよく自問自答してから転職活動始めることをおすすめします。

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