退職してすぐに転職するのは大変?失敗しないためのポイント

一昔前までの日本では、新卒で一度就職したら定年が来るまで同じ会社でずっと働き続ける終身雇用制度が一般的でしたが、最近ではより良い雇用条件の会社を求めて転職する人も増えてきました。

できるだけ転職せずに、ひとつの会社で働き続けることができればそれが理想的なのですが、中には残業が月に100時間近くになる職場、パワハラに悩まされる職場などもあり、転職を余儀なくされることがあります。

また、自分のキャリアを積むのにプラスになる職場に転職して可能性を試したいと考える人もいるでしょう。

転職する場合には、退職してすぐに新しい会社で働き始めないと収入が途絶えてしまうというデメリットがあります。

ですからできるだけ時間をロスせずに、スムーズに退職から転職に移行することが大切です。

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退職してすぐ転職する場合の書類手続き

会社を退職する際には退職届を提出し、必要書類の手続きをしなければなりません。

退職してすぐに転職するつもりであれば、退職の意思を表明するタイミングなどを外さないように注意しましょう。

そうしないと引き継ぎなどでもたついてしまうことがあります。

退職の意思を表明するタイミング

特に半年や一年間など雇用期間を定めて入社したのではない限り、退職することを会社に伝えるのは退職日の2週間前までで良いと民法で定められています。

ですから退職希望日の2週間前までに退職届を提出すればいいわけですが、引き継ぎのことなどを考えると2週間というのはかなりギリギリです。

会社の方としても代わりとなる人員を探すために求人情報を出したり面接をしたりしなければなりませんので、就業規則にわざわざ「退職の申し出は1ヶ月前までに行うこと」と明記しているところもあります。

民法を遵守していれば基本的に問題はないのですが、退職してすぐに他の会社に転職する場合には円満退社をすることが何より大切ですから、できるだけ早く退職することを伝えておく方が無難です。

退職届自体は退職日の2週間前に提出するにしても、退職の意思を表明するのは1ヶ月から2ヶ月前までに済ませておくのがおすすめです。

これならゆとりをもって引き継ぎを済ませることもできますし、シフト制の職場であれば会社の方も欠員を探す時間を得ることができます。

退職・転職に必要な書類手続き

年金手帳と雇用保険被保険者証を会社に預けている場合には、転職先に提出する必要があるので返却してもらうもう忘れないようにします。

健康保険に関しては会社を通して加入しているものですから、健康保険証を退職日に会社の総務担当部署に返却します。

退職してすぐに転職する場合には転職先に源泉徴収票を提出しなければならないので、早めに請求しておくといいでしょう。

すぐに転職しない前には失業給付金をもらえる可能性があるので、会社に離職票を請求します。

失業給付金は働いた期間などいくつかの条件をクリアしないと受給できませんので、あらかじめ自分にはもらう資格があるかどうか、もらえるとしたらいくらぐらいか調べておくのがおすすめです。

退職してすぐ転職するにはエージェントの活用がおすすめ

退職してすぐに転職先の会社に勤め始めるということは、会社に行きながら就活をしなければならないということです。

転職サイトを閲覧すればを数多くの求人情報を得ることができますが、履歴書・職務経歴書を送付したり面接の日程を調整したりするのは働きながらではかなり大変です。

ですから、職場探しや書類の提出、面接日程の調整まですべて専任のキャリアコンサルタントがやってくれる転職エージェントを活用して就活するのが一番です。

転職エージェントのメリット

転職エージェントのほとんどは無料で登録できますし、自分の希望に沿った会社からのスカウトを受けることもできますから、就活になかなか時間が取れない人でもすんなりと転職先を見つけることができます。

非公開求人を数多く扱っているのも転職エージェントの特徴ですから、転職サイトでは見つけることができないような人気企業や有名企業の求人を紹介してもらうこともできます。

退職してすぐ転職したい人におすすめのエージェント5選

転職エージェントには20代の第二新卒や既卒に特化したところ、女性向けの求人をメインに扱っているところ、年収1,000万円以上のハイクラスの求人が多いところなど様々なバリエーションがありますので、自分の要望に合わせたエージェントを見つけることが大切です。

エージェントを選ぶ際には一つだけに絞らずに、2〜3箇所に登録しておいた方が効率よく転職先を探すことができます。

数ある転職エージェントの中でも特に人気の高いところを選んでみましたので、参考にして上手な就活をしてください。

エグゼクティブ・外資系の求人が多いJAC Recruitment

「今の職場がいやだから」という積極的な理由では転職はうまくいかないことが多いのですが、「収入をアップさせたい」「外資系の企業で自分の可能性をとことんまで試してみたい」と考えている人には「JAC Recruitment」がおすすめです。

JAC Recruitmentでは年収800万円以上の求人案件を多数扱っており、利用者の91.9%が同社の対応に満足していると回答しています。

取り扱っている求人件数も国内大手や外資系、海外進出企業など述べ12,000件にもわたっており、無料で新規登録をするだけで求人詳細を確認したりオファーを受けたりすることができます。

ロンドンを発祥地とする日経転職エージェントということもあり、得意な英語力を活かして活躍したいという人のための案件も豊富ですから、キャリアアップできる転職先を探している人はぜひ登録しておきましょう。

東京の神田に本社を構えているJAC Recruitmentは国内8ヶ所、世界11カ国25ヶ所に拠点を持っていますから、将来グローバルに活躍したいという人にもおすすめです。

非公開求人情報が圧倒的に多い「CAREERCARVER」

年収800万円から2000万円の非公開求人を数多く保有している「CAREERCARVER」もハイクラス転職を目指している人にはおすすめの転職エージェントです。

リクルートグループの一員であるCAREERCARVERは約259社、1800名以上のヘッドハンターを擁しており、登録した条件にマッチする企業を探し出して提案してくれます。

既存の転職エージェントではなかなか希望通りの仕事が見つからない、ハイクラスの仕事がしたいという人はぜひ登録しておきたいところです。

転職するのは20〜30代の若年層がほとんどと思っている人も多いかもしれませんが、CAREERCARVERでは60代のシニア役員がより良い条件を求めて転職するケースにも十分対応しています。

ヘッドハンターは匿名のレジュメを元に仕事を探しますので、個人情報が企業の採用担当者に漏れる心配もありません。

スペシャリストの転職には「ミドルの転職」がおすすめ

30代・40代のスペシャリストで、好条件の職場に転職したいというのであれば「ミドルの転職」もおすすめです。

エンジャパンの運営するミドルの転職は技術系や管理部門系などの求人案件を多数扱っており、特別なスキルのある人にとっては転職先を探しやすい転職エージェントだと評判です。

年収1,000万円以上の案件も9,000件以上取り扱っていますので、収入アップを目指したい人には最適な転職エージェントです。

同社のスカウト機能を利用すれば、約500社の専門分野に精通したエージェントが90,000件以上の非公開求人の中からぴったりの案件を紹介してくれます。

サポート力では定評のある「type転職エージェント」

働きながら転職先を探すとなると時間のやりくりが大変ですが、「type転職エージェント」であればきめ細かなサポートを受けながら転職を成功させることができます。

取り扱っている求人件数は29,000件前後とそれほど多くありませんが、企業探しから書類添削、面接対策までトータルにサポートしてくれるのがtype転職エージェントの特徴で、営業やIT、コンサル業など幅広い分野の案件から自分に最適の転職先を見つけることができます。

利用者の87%が同社のサポートに満足していると回答しており、ここで転職した人の71%は年収アップにも成功しています。

「マイナビ転職エージェントサーチ」

豊富な求人案件の中から転職先を選びたいという人には「マイナビ転職エージェントサーチ」もおすすめです。

マイナビ転職エージェントサーチに登録しておけば「自分の強みを活かせる仕事がしたい」「年収は下げたくない」という要望を叶えて理想の転職先を探すことができます。

スカウト機能も充実しており、登録しておけばシークレット求人からのスカウトメールも直接届きます。

全国規模の求人案件を扱っているので、大学を卒業してそのまま首都圏の企業に就職したけれど、地元に戻って働き始めたいと考える人も登録しておいて損のない転職エージェントです。

まとめ

転職というのは新卒で就職するのと同じぐらいのエネルギーを必要としますから、ただ単に今勤めている会社の仕事がつまらない、何か新しいことをやってみたい程度の動機で職場を変えるのはあまりおすすめできません。

転職しなければ生活が安定しない、将来に向けてのキャリアが積めないなど、「どうしても」という理由を見つけた上で転職活動を始めるようにしたいものです。

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