バイトを始めたのはいいけれど、研修が始まってすぐに辞めたいと思う人も少なくありません。
バイトをしている中で、ある日突然辞めたいという場合、円満退職という問題以前の話かもしれませんが、それでも最善を尽くして円満に辞める方法について考えてみましょう。
本記事では、すぐ辞めたいと思っている人のバイトの辞め方について紹介していきます。
バイトの辞め方① すぐ辞めたい場合はとにかく相談あるのみ!
バイトを辞めたいと思っている人の中で、「すぐに辞めたい!」という人も少なくありません。
辞めたいと伝えてすぐにバイトを辞める場合、会社側には大きな迷惑をかけてしまうこととなってしまいます。
しかし、どんなに迷惑をかけても辞めたいと思っている場合は、とにかく相談あるのみです。
本記事では、すぐ辞めたいという希望ができるだけ叶うような形でバイトが辞められる方法や心がけることなどを紹介します。
すぐ辞めたいならできるだけ早くが基本!
バイトを今すぐにでも辞めたいと思っている場合は、できるだけ早くが基本です。
バイトを辞めることを店長や上司、社長などバイトを管理している担当者に少しでも早く伝えるようにしましょう。
そして、今すぐにでも辞めたいことと、その理由を伝えるようにしましょう。
その上で、すぐに辞めることができるようにお願いすることです。
法律では、退職の意思を伝えてから2週間後に辞めることができる
バイト・正社員など勤務形態に関わらず、退職の意思を伝えてから2週間経過すれば誰でも辞めることができることは法律で定められています。
そのため、人手が足りない、繁忙期だからなど会社側の事情があってすぐに辞めることが難しい場合でも、2週間後に辞めることは可能です。
法律に基づいた退職の希望を伝えてから2週間後という期日を目処に辞めましょう。
バイトの辞め方② すぐ辞めたいと思った場合の辞め方は?
バイトをすぐにでも辞めたい場合、伝えるタイミングや、誰に伝えるのか、伝える方法など基本的なことですが、落ち度がないようにしっかり考えて辞めるための行動を取るように心がけることが大切です。
実際にどのようなタイミングで伝えるのがベストなのか、その方法についてお伝えしますね。
辞めることを伝えるタイミングを考えよう
辞めることを伝えるタイミングは、バイト先の伝えなくてはいけない人の状況を十分に考慮して伝えることが大切ですが、それと同時にできるだけ早いタイミングで伝えるように行動することです。
伝えるタイミングやその時の状況によっては、残念ながらすぐに辞めることができなくなることも想定できるので、相手がゆっくりと話を聞いてくれるタイミングを見計らうようにしましょう。
辞めることを伝えるべき相手にしっかり伝えよう
バイトをすぐ辞めたいという場合に限らず、辞めるという意思は、まず最初に伝えるべき相手にきちんと伝えることが重要です。
店長や社長、バイトを管理している上司など伝えるべき人に辞めることを伝えずに、同じバイト仲間や先輩などに先に伝えてはいけません。
人づてに辞めたいと思っていることが店長や社長、バイトを管理している上司などの耳に入ってしまうのは、良いことではないので、伝える順番はしっかり守るようにしましょう。
辞めることを伝える方法でベストなのは?
辞めたい理由に関わらず、直接会って辞めることを伝えることはとても大切なことです。
どうしても直接会って伝えづらいという場合は、事前に電話やメールで、
「相談したいことがある。」
「辞めたいと思っているので、そのお話をする時間をいただけませんか?」
というふうに前もって連絡を入れ、話をする時間を作ってもらうようにすると、伝えやすくなります。
事前に時間を作ってもらう方法なら、相手の忙しい時間や余裕のない時間を見計らう必要もないので、この伝え方が1番双方にとってスムーズでベストかもしれません。
バイト先の社内の雰囲気や状況によっても違うと思いますが、直接会って「辞めたい。」と話をすることを基本と考え行動するようにしましょう。
バイトの辞め方③ すぐ辞めたいときの辞める理由は?
バイトを辞めようと思ったら、即日でスパッと辞めてしまおうと思う人もいると思います。辞めると伝えてしまえば、その後勤務しても居づらいと思ってしまうのは当然です。
しかし、辞めたい理由によっては、辞めることのできる時期やタイミングが違う場合もあるので、せてもらえるタイミングに違いがあるので、それぞれのケースについて説明していきます。
今すぐに辞めたいと伝えても、仕方ないとバイト側の人たちに思ってもらえるような理由を伝えて辞めるようにしましょう。
すぐ辞めたいときの辞める理由で受け入れられるもの
すぐ辞めたいときの辞める理由として受けいられることが多いものには、
・体調が悪く、仕事することができない状態
・親の反対がすごく、バイトを辞めるよう言われた(未成年・学生の場合)
・学校の成績が落ちてしまい辞めなくてはいけなくなった
・家族が具合悪くなり、兄弟の面倒をみなくてはいけなくなった
などがあります。
どの辞めたい理由も、会社側としては辞めるという意思を無視したり、長く辞めさせないということができない理由なので、最短で辞めることができるような配慮をしてくれることがほとんどです。
今すぐにでも辞めたいという場合は、このような理由で辞めるようにするといいですね。
すぐ辞めたいときの辞める理由で受け入れられないもの
バイトをすぐにでも辞めたいと思っていても、残念ながら辞めたいという理由によってはすぐに受け入れてもらうことができず、すぐに辞められないだけではなく、辞めることすら難しい場合もあります。
すぐに受け入れてもらえない理由には、
・バイトに入れる時間帯が合わない
・仕事内容が思っていたのと違う
・人間関係がうまくいかない
などで、どれも会社側が配慮することで、辞めたい理由を解消させることができるのでは?と思われることが予想できるので、辞めることを引き止められる可能性が高くなります。
今すぐにでも辞めたいと思っているなら、改善の余地のない辞める理由を伝えることが重要となります。
会社側の不満や勤務時間などのシフトに関することが原因で辞めたいと言うのは控えるようにしましょう。
バイトの辞め方④ すぐ辞めたいけれど気になること
バイトを辞めることを決めたのはいいけれど、辞めることを伝える時に気になることがあって行動に移すことができないという人もいると思います。
本当にすぐにでも辞めたいと思っているなら、気になることはすぐに解決したうえで、少しでも早く行動するようにしましょう。
すぐにでもバイトを辞めたいと思っている人の中で多くの人が気になる部分について解説しますね。
伝えづらいから電話やメールで伝えてもいい?
バイトを辞めることを伝えるのは、なんだか心苦しいし、言いづらいという人も多いですよね。
直接伝えるのはとてもじゃないけれどできないからと、電話やメールで辞めることを伝えたいという人もいると思います。
辞めることを電話やメールで伝える方法は、体調が悪いなど、バイト先へ出向くことのできない事情がある以外は行わず、直接会って伝えるようにしましょう。
電話やメールを利用したいという場合は、電話やメールで辞めたいと伝えて、そのまま出勤しなくなるというのは、余程の緊急性や事情がない場合は行わないようにしましょう。
働いた分までの給料はもらえる?
バイトをすぐに辞めたいけれど、でもそんな辞め方をしたら今まで働いた分のお給料をもらうことができないのでは?と不安に思う人もいますよね。
これまで働いた分のお給料は、たとえ今すぐバイトを辞めたとしても支払われないということはありませんので心配無用です。
ただし、お給料に関することはもちろん、長くバイトしていれば有給休暇がついている場合もあると思います。
すぐに辞めることができるなら、もう何もいらないと自暴自棄にならずに、お給料はもちろんですが、有給休暇など自分がバイトで得た権利はうやむやにするのではなく、きちんと利用できるように対応することが大切です。
そのためには、すぐにバイトを辞める場合の理由や態度を会社側が納得できるようなものにすることを意識して行動するようにしましょう。
まとめ
今すぐバイトを辞めたいという人のために、バイトの辞め方について紹介しました。
バイトに限らず仕事を辞める場合、できれば「辞めたい。」と伝えてすぐに辞めるのではなく、日にちの余裕を持って辞めることをおすすめします。
しかし、バイトしている側の状況によっては、今すぐにでも辞めなくてはいけなくなることもあるので、そのような状況になってしまった場合は、少しでも早くそして、急に辞めてしまうことに対するお詫びをしっかり伝えたうえで辞めるようにしましょう。
バイト先によっては、すぐ辞めることに対して嫌悪感をあらわにするところもあれば、あっさりと了承してくれるところもあると思います。
「すぐに辞めることはできないだろう。」と思い込まずに、まずはすぐに辞めたい事情を伝えたうえで、相談という形で辞めることを伝えてみてはどうでしょう。