バイトを辞める際に必要な書類とは?退職届は要る?

「バイトを辞めようかな」とお考えの皆さん、バイトを辞める際に必要な書類や確認事項などはご存知ですか?

特に初めてバイトを辞める場合は、知らない人も多いかと思います。そこで今回はそんな人のためにバイトを辞める際に押さえておきたいポイントをご紹介します。

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バイトを辞める際の必要書類を書く前に確認しておきたいこと

バイトを辞めるとなったら、多くの場合、必要書類をバイト先の人からもらう必要があります。そこで、ここでは必要書類を開く前に確認しておきたいことをご紹介します。

バイトを辞めることを誰に伝えるべきか確認する

まずは退職の意思を誰に伝えるのかという点について押さえておきましょう。

結論から言うと、最初に言うべき人はバイト先の責任者です。飲食店やスーパーで働いているのであれば店長、会社で働いている場合は直属の上司に伝えてください。

基本的にはこのバイト先の責任者から必要事項を聞き、その指示に従えば OK です。もしも責任者以外に最初に伝えてしまうと、責任者には第三者から伝わってしまうといった事態になりかねないので注意しましょう。

バイトを辞める理由と日付を明確にする

退職の旨を伝える際にまず重要になるのは、バイトを辞める理由です。これは答える義務はないのですが、かならずと言っていいほど聞かれることなのであらかじめ明確にしておくことをおすすめします。

明確な理由が言いづらい場合に適切な理由をその場で考えるというのは難しいですし、曖昧な理由を述べてしまうと、引き止められてしまったり深く聞かれてしまったりする可能性もあるからです。

また、日付も明確にしておくとスムーズに話が進むことが多いです。特定の日付だと拒否されてしまうこともあるので、いくつか候補をあげるとよいでしょう。

この時提案する日付は、5日後や1週間後ではあまりにも急すぎるため少なくとも2週間以上後に設定しましょう。1か月以上であれば、なお望ましいです。

バイト先によっては「退職日の〇週間前には申し出ること」という規定がある場合もあるので、あらかじめバイト先の人に聞くか契約書を見返すなどして確認しておきましょう。

有給を消化する

アルバイトにも有給制度は適用されるということをご存知でしょうか?

アルバイトであっても半年以上その職場に勤務している場合は有給が発生するので、せっかくなら退職の前にこの有給は消化しておきたいですよね。

有給を適切に消化するためには「今自分はどのくらいの有給が溜まっているのか」、「いつなら使えそうか」という点を必ず確認しておきましょう。

しかし、もし有給が付与されてから2年以上経っている場合はその有給の効果は消滅してしまっているので注意してください。

また、余っていた有給を一気に使ってしまうことでバイト先の業務上の支障が出る場合はバイト先はその要求を拒否する権利もあるので、退職を申し出る前に少しずつ消化することをおすすめします。

バイトを辞めるときの書類に退職届は必ずふくまれる?

では、バイトを辞める際に提出しなければならない書類とはどういったものなのでしょうか?また、よく耳にする「退職届」は必ず出さなければならないものなのでしょうか?

ここではそんなバイトを辞める際に出さなければならない書類について解説していきます。

バイトを辞める際に提出する書類は職場によって異なる

結論から言うと、バイトを辞める時に提出しなければならない書類というのはバイト先によって異なり、法律上の明確な決まりはほとんどありません。

したがって、バイト先が提出を義務付けている場合を除いて、退職届は必ず必要なものというわけではありません。むしろ書かなくても良い場合がほとんどです。

しかしながら、退職届の代わりとなる必要書類の提出を頼むバイト先は一定数あるため、その場合はそれらに記入するようにしましょう。

一方で何も提出しなくて良いという職場も多いのでいずれにせよ、バイト先の責任者への確認は欠かせません。

バイトを辞めさせてもらえないときは退職届の提出が有効

もしも、「バイト先がブラックでなかなか辞めさせてもらえない」といった場合には内容証明付きの退職届の郵送が有効です。

内容証明をつけてもらえばバイト先がその書類を受け取ったことの証明ができるので、後から「そんなものはもらってない」などと言われる心配もありません。

「辞表」「退職願」「退職届」はどう違うの?

先ほど、バイトを辞める際には「退職届」を提出するという話をしましたが、皆さんはこの「退職届」の意味をご存知でしょうか?

また、「辞表」や「退職願」との違いはどこにあるのでしょうか?

ここでは「退職届」「退職願」「辞表」それぞれの違いについてみていきましょう。

退職届とは?

退職届とは雇用主への最終的な意思表示なので、退職届が受理された段階で退職が認められたということになります。したがって、特別な事情がない限りこの申し出は撤回することはできません。

退職願とは?

退職願とはその名の通り辞めるためのお願い、つまり労働契約を双方の合意の下で解除してもらうための申し出です。したがって、退職願を提出した段階ではまだ退職扱いにはならず、相手が承諾してはじめて認められることになります。

また、相手が承諾するまではこれを撤回することも可能であるという点も退職願の特徴と言えるでしょう。

一般的な会社などではこの退職願を提出することが多いです。

辞表とは?

辞表は役職のある役員のような人、もしくは公務員が辞める際に用いるものでバイトを辞める際には関係がありません。

公務員や役員の退職願がこの辞表にあたります。

退職届が受理されない場合の対処法

一般的なアルバイトにおける労働契約であれば、退職届を提出して2週間以上経過すれば退職することが可能です。これはバイト先からの承諾の連絡等の有無にかかわらないので、相手からの連絡がなかったとしてもこちらから確認する必要はありません。

ですがこの場合においては退職届をどのタイミングで提出したかという点を明確にしておく必要があるので、内容証明郵便の利用や、日付を証明するメールやLINE、録音などの証拠を残しておくようにしましょう。

しかし、一方的に送りつけたまま黙って辞めるというのはトラブルの原因になりかねないので「このような法律の下、退職届の提出という形で〇日をもって退職させていただきます。」といった連絡はしておくべきかと思います。

また、ここでご紹介した退職届の提出はあくまで特別な事情があって仕方なくとる最終手段ですので、できる限り直接会った上での交渉をするようにしましょう。

もし退職届の郵送で手続き自体が完了したとしても、職場の制服をバイト先に返却していなかった場合は横領罪の適応範囲内ですし、給料が手渡しの場合は結局直接顔をあわせなければならないので余計に気まずくなってしまいます。

したがって、決して「バイト先に行くのがめんどくさい」「なんとなく切り出すのが気まずい」という理由で退職届の郵送という手段をとるべきではありません。

バイトを辞めるときにもらうべき書類は?

健康保険被保険者資格喪失証明書

今まで勤務していた職場を退職した際、その職場に勤める人やその家族が対象となる社会保険から国民保険への切り替えを行うためにあなたが被保険者ではないということを証明してくれる書類のこと。

新しいバイト先で社会保険に入るときに必要になる証明書ですのでもらっておくと良いでしょう。

しかし、もしもらってなかったとしても履歴書の提出によって雇用保険に入ることも可能ですので、バイトを辞める際にもらう必須書類というわけではありません。

離職票

退職者が失業保険を受給する際に必要となる書類で雇用保険加入者がもらうことができる書類。退職者から請求があった場合には事業主には必ず離職票を交付する義務があるので、雇用保険加入者は必ず受け取ることができます。

また失業保険をもらう場合のほか、新しいバイト先に提出することもあります。

退職証明書

文字通りあなたが退職したことを証明する書類で、新しいバイト先で提出を求められる可能性があります。また退職証明書はバイト先に頼めば誰でも受け取ることができます。

「使用期間」「賃金」「 地位」「退職の理由」「業務の種類」などを記載することが可能で、その内容はあなた自身が選択します。

源泉徴収票

その年一年間に会社から支払われた金額や支払った所得税の金額などが開かれた書類。

この源泉徴収票には支払うべき所得税額のほか、なぜその金額になったのかという理由なども明記されています。

誰でももらうことが可能で、確定申告をする時や新しいバイト先に提出するときなどに必要となります。ただし新しいバイト先への提出はない場合もあるので、源泉徴収票が必要かどうかの確認はあらかじめしておくようにしましょう。

上記の書類以外でバイトを辞めるときに受け取るべきもの

上記の書類以外にも年金手帳などをバイト先で保管している可能性があるので、しっかり手元にあることを確認しておきましょう。

またバイト先の制服や名札を返す必要があるのか、そのまま持ち帰るべきかといった点も聞くようにしてください。

まとめ

今回はバイトを辞める際に必要な書類についてみてきましたが、実際のところバイト先によってさまざまでこれといった規定はありません。

もしも退職届などの書類に関して不明点があった場合でバイト先の人に聞いても解決しない場合は公的機関などの利用をお勧めします。

しかし、そもそも書類が必要ないという職場も多いので、必ずバイト先の責任者に必要書類やバイトを辞める前にやるべきことを確認してから適切な手順で手続きを進めるようにしましょう。

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