大学生がバイトを辞める旨を伝える時の適切な理由とは?

大学生でバイトを辞めようかなとお考えの皆さん、バイト先に伝える「バイトを辞める理由」は明確にできていますか?

「時給が安いからバイトを辞めたいけど、これってそのまま伝えてもいいの?」
「人間関係が嫌で退職を考えているけど、〇〇さんが苦手だからやめるって正直に伝えても大丈夫?」
「大学生にとって最適な理由って?」

このような悩みや疑問をお持ちではありませんか?

今回は「バイトを辞める理由」に関するさまざまな疑問を解消すべくその適切な具体例やそれを伝える手段についてご紹介します。

大学生がバイトを辞める理由とは?

ここでは特に大学生がバイトを辞める理由として定番なものをピックアップして見ていきましょう。

就活を始める

まずは「就活を始めるから」という理由についてです。これは大学生ならではの理由ですよね。就活は多くの場合大学3年生の終わりからスタートするかと思います。

就活はその後の人生を大きく左右する大事なイベントですので、バイトをしながら、大学の授業も受けながらというのは厳しいという場合も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、バイトを辞める理由として「就活を始める」というのは最適です。なぜならそれは多くの大学生にとって「しなければならないこと」だからです。

就活はバイト先の人も含め多くの人が通ってきた道ですので、バイト先の人も納得しやすく、また、背中を押してくれる場合もあります。引き止められる可能性はかなり低いと言ってもよいでしょう。

まだそこまで本腰を入れて就活を始める必要はないという人でも、大学3年生であればこの理由はおすすめですのでぜひ使ってみてください。

留学等の関係で勤務地から離れた場所に住む

また、大学生であれば留学をする機会や休学をして長期旅行に出かけるといった機会もあるかもしれません。その場合は物理的に勤務地から離れてしまうため、バイトを辞める必要があるかと思います。
そのような場合も正直にその旨をバイト先の担当者に伝えてOKです。さすがにバイトのために留学を取りやめるように言われる可能性はほとんどないでしょう。

また、休学や退学、転校などの事情により引っ越す場合も同様です。

何か明確な目標があってそのために必要な退職であれば職場の人たちもきっと応援してくれるはずですのでありのままを伝えるようにしましょう。

学業に専念したい

「学業に専念したいから」という理由も定番です。この理由は大学生に限らず高校生や資格や趣味のための勉強をする大人にも使えます。

特に高校生・大学生の本分は勉強ですので、そのためにバイトを辞める必要があるというのであれば相手も納得しやすいはずです。

また、大人であってもそのような前向きな理由だと受け入れられやすい傾向にあります。

サークル活動に専念したい

「サークル活動に専念したいから」という理由も学業と同じく学生らしい前向きな理由で受け入れられやすいためそのまま伝えて大丈夫でしょう。

また、サークル以外にもボランティア活動や部活、家の手伝いなどの理由も同様です。

大学生を含め多くの人がバイトを辞める理由

ここからは大学生に限らず多くの人がバイトを辞める理由について説明していきたいと思います。

家庭の事情

「親の介護が必要になった」「実家の家業を手伝わなければならない」といった家庭の事情もバイトを辞める理由として挙げられるかと思います。

この場合もそのまま伝えましょう。ただし、家庭の事情の場合は先ほどと異なりデリケートで言いにくい内容も含まれますので、その場合は深く説明する必要はありません。

簡潔に「~することになったのでバイトを辞めさせていただきたいです」とだけ伝えましょう。

家庭の事情には第三者であるバイト先の人間は介入しずらいためあれこれ詮索されることも少ないはずです。もし細かく聞かれるのが嫌だなと感じたら、正直にこれ以上は話したくないと言うようにしましょう。

他にやりたいことが見つかった

特に夢を追いかけている人に多い理由としては「他にやりたいことがみつかった」という理由が挙げられます。

この「やりたいこと」は全く別の何かかもしれませんし、夢へのステップアップかもしれません。いずれにせよ自分のやりたいことにまっすぐ向き合う前向きな姿勢というのは好まれやすいので、その場合は正直に自分の夢や目標を語れば認めてもらえるはずです。

大学生がバイトを辞める不適切な理由

ここまでは大学生がバイトを辞める理由として良い例を挙げてきましたが、ここからは反対に悪い例、つまり、大学生がバイトを辞める理由として不適切な理由について説明していきたいと思います。

職場に対する不満を理由にする

「時給が低いから」「仕事がきついから」「拘束時間が長いから」「人間関係が良くないから」といったバイト先に対する不満を理由にするのはなるべく避けるべきです。

このようなバイト先に対するネガティブな印象を与える理由は言われた方は決して良い気持ちはしないはずです。

不満を言うことで自分が辞めた後の職場の改善につながるのであれば別ですが、そうでない場合はなるべくネガティブな理由は隠して、先ほど述べたようなポジティブな理由のみを話すようにしましょう。

全くのウソを理由にする

全くのウソを理由にするというのもNGです。

ただし「勉強はなまけがちだけど『学業に専念する』と伝えた」などのばれにくいウソ、もしくは将来的に実現可能な現時点のみのウソはついたところで問題はありません。

ここでいう全くのウソとは「留学する予定はないのに留学する問と言ってバイトを辞めた」「引っ越さないのに引っ越すとウソをついた」といった、後々ばれやすいウソのことです。

たとえば引っ越さないのに引っ越すというウソをついてバイトを辞めた場合、もしもその周辺でバイト先の人と偶然遭遇したら気まずいですよね。「家族が亡くなった」なんてウソはもってのほかです。

ウソをつくのであれば絶対にばれないウソ、もしくはばれようがないウソをつきましょう。

大学生がバイトを辞める旨を伝える際の適切なタイミングと手段

ここまではバイトを辞める際の理由について具体例とともに見てきました。では、その理由はいったいどのように伝えれば良いのでしょうか。

ここではその伝え方について「タイミング」「伝える相手」「伝える手段」という3つの側面から見ていきましょう。

バイトを辞めると伝える適切なタイミングは退職の1か月以上前

バイトを辞める意思を伝えるタイミングとして最も適切なのは退職予定日の1か月以上前です。

この1か月という期間は、バイト先があなたの辞めた分の業務上の穴を埋めるために必要な期間です。実際、バイト先によっては会社の規定に「アルバイトを辞める際の申し出は退職の1か月以上前にすること」というきまりが含まれている場合もあります。

ただし、この1か月という期間は一般的な社会常識の観点から見た期間であり、法律上では雇用期間が明確に定められていない労働契約の場合、退職予定日の2週間以上前に伝えるのが原則となっています。

したがって、最適なのは1か月以上前、法律上許されるのは2週間以上前ということになりますが、どちらの場合もバイト先とあなたの双方の合意の下であれば即日退職をすることも可能です。

どのような場合であってもまずは担当者としっかり話し合ったうえで決めるということを頭に置いておきましょう。

バイトを辞める時はまずは必ず職場の責任者に伝える

あなたがバイトを辞めるということは最終的にはバイト先の人全員が知ることになるかと思います。しかし、だからといってただバイト先の人に伝えて回れば良いというわけではありません。

最も良い方法として、まずはバイト先の責任者に話を通してから他のバイト仲間に伝えるようにしましょう。

もし先にバイト仲間に伝えてしまってバイト先の責任者(スーパーや飲食店であれば店長、企業であればあなたの直属の上司に当たる人) に第三者から伝わってしまうというのは印象の良いものとは言えません。

バイト仲間への挨拶は店長に伝えた後に行い、もし事前に相談したい場合はかならず口止めをしておくようにしてください。

バイトを辞める時は直接伝えるのがベスト

バイトを辞める際の最も最適な手段は、直接会って伝えることです。電話やメールを介してだとどうしてもあなたの感情は相手に伝わりづらいため余計なトラブルや誤解を生みやすくなります。

また、常識的に考えるとやはり間接的な手段のみで退職の手続きを全て済まそうとするのはマイナーなので「非常識だ」「誠意が足りない」と受け止められてしまうかもしれません。

直接言いづらい気持ちはわかりますがここは勇気をもって直接話し合って円満退職を目指しましょう。

大学生がバイトを辞める理由を伝えても辞めさせてもらえない時はどうすればいい?

もしも人手不足などを理由に無理やり引き止められてしまった場合は、無理に直接話し合って解決する必要はありません。

その場合は大学生の場合だと親にバイト先に連絡してもらうという方法が有効です。また、その他にも弁護士、労働局、法テラスに相談する、退職届を内容証明郵便で送るといった手段もありますので、さまざまな方法を検討してみてください。

まとめ

今回は大学生がバイトを辞める理由に焦点をあてて見てきました。いかがだったでしょうか。

バイトを辞めると言ってもその理由は人によって様々ですが、大抵の場合は相手に自分の気持ちを的確に伝えることができたら受け入れてもらえるはずです。

そしてその際はなるべく前向きな理由を伝えることで、あなたのことを応援してもらえるような理想的な退職を目標にしましょう。

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