辞めたい仕事なのに辞められない理由は?退職を決断するための対処法

仕事を辞めたいのに辞められないと思うのはなぜなのでしょうか。嫌な仕事なら、確かに一思いに辞められれば楽なものです。

しかし仕事を辞めたいのに辞められないのには、いろいろな理由・心理があるものです。職場の環境や自分の立場的に、なかなか周りの人間や上司に辞めたいことを伝えられず、日々モヤモヤしている人は多いでしょう。

そこで今回は、辞めたい仕事をなぜ辞められないのか、その理由をピックアップしながら、辞められない理由別に対処法を見ていきたいと思います。

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仕事を辞めたいのに辞められない…それはなぜ?

仕事を辞めたいと思って辞めること自体は誰にでも許されていることですが、中にはいろいろな理由から辞められないことに悩む人もいます。辞められないと思うことには、どんな理由や心理が関係しているのでしょうか。

忙しい&人手が足りないなかで辞めるのは皆に悪い

よくあるのは、仕事の人手不足を気にして辞められないパターンです。仕がしんどくて辞めたいとは思うものの、周りを見れば、忙しくて人手不足が深刻な状況です。自分がもし仕事を辞めたいと言えば、皆に迷惑をかけてしまうでしょう。

「あいつ、こんなときに辞めたいなんて言いやがって」「周りの人のこと考えられないの?」と思われているような気がして、辞めたいのに辞められないという人は多いはずです。人手不足が問題となっている職場では、このように多くの人が「辞めるのは皆に悪い」という心理になり、なかなか辞められない状況が続き心身のバランスを崩してしまうと言います。

辞めたいが転職できるかどうかわからない不安もある

そもそも仕事を辞めることに対して勇気が出ないという人もいるはずです。辞めたいと思うことは簡単ですが、その後のことを考えると、気は重くなるものです。

今や多くの人が転職を経験する時代にはなりましたが、転職が成功するかどうかは保証されているわけではありません。辞めたいとは思うが、転職にもし失敗したらと思うと辞められない…と感じる人は非常に多いです。

辞めたいと言っても上司に反対されて辞められない

上司に辞めたいと言っても、反対されて辞められないというケースもあります。特に忙しい職場や人手不足の職場では、このような「引き止め」は決して珍しいことではありません。

辞めたいと言っても、上司には怒られてひたすら拒否され、退職届を受け取ってもらえないと嘆く人も多いです。パワハラやモラハラなどの各種ハラスメントが横行するひどい職場では、上司の許可を得ないと辞められないといったおかしなルールが蔓延していることがよくあります。

心身ともに疲れて辞めたいが家族のために辞められない

心身ともに疲れて仕事を本気で辞めたい気持ちはあっても、収入のことを考えると、なかなか簡単に辞められるものではないのも事実です。

もし自分が仕事を辞めてしまえば収入は途切れて、すぐにでも転職できない限り、養っている家族を路頭に迷わせることになります。仕事は辞めたいと思っているものの、家族にだけは迷惑をかけるわけにはいかない、と追い詰められてしまう人はかなり多いです。

入社したてなので仕事を辞めたいとは到底言えない

辞めたいのに辞められないのは入社したてだから…というのもあるでしょう。さすがにまだまだ新人の状態では、上司に辞めたいとは言いづらいものです。

反対されるのは分かり切っていることですし、自分自身が気まずくて辞めたいと言えない心理もあります。そのためストレスを我慢しながら仕事をなんとか続け、結果として辞めたいと思わなくなる人もいますが、逆に体を本格的に壊してしまう人も中にはいます。

本当は辞めたい仕事を辞められないときの対処法

上司に反対されて、仕事を辞めたいのに辞められない状況に悩んだときは、まず上司の強い引き止めには応じないようにすることが肝心です。辞めるのは基本的に本人の自由なので、上司とはいえ強制的に仕事に縛り付けることはできません。

辞めたいと相談した上司が怖い…そのせいで仕事を辞められない…と思ったときは、まず以下の方法を試していきましょう。

上司に相談してダメならさらに上の上司に相談する

自分の直属の上司に辞めたいことを伝えて、結果としてダメだった場合は、さらに上の上司に相談しましょう。自分の上司よりも立場が上の人に、辞められない、辞めさせてもらえない状況について相談することです。

もし上司が、自分の裁量で勝手に強引な引き止めをしているのだとすれば、さらに上の上司に相談することで解決する場合も多いです。

仕事を辞めたい→上司に相談してダメだった→辞められない→諦めて仕事を続ける…といった流れに誘導されないように気をつけましょう。繰り返しになりますが、仕事を辞める・辞めないの意思決定権は本人にあります。

心身ともに限界だと思ったら家族に相談する

家族に悪い、心配をかけたくないと思う気持ちもわかりますが、心身ともに限界だった場合はやはり積極的に相談するべきです。ここで悩みを共有してこそ家族と言えるものでしょう。

家族への後ろめたさがあって仕事を辞められないのなら、相談したことでその辞めたい意思を家族も汲んでくれるかもしれません。そしてそこから、家族で今後助け合っていくための話し合いができるものです。

パワハラが原因で、仕事を辞めたいのに辞められない状況に悩んでいるのなら、そのこともぜひ悩みとして家族に話しておきましょう。家族なら解決法を見つけてくれるかもしれませんし、仕事を辞めることを反対してくる上司との接し方を一緒に考えられるかもしれません。

労働基準監督署に辞められない現状を相談する

辞めたいのに辞められない、辞めさせてもらえない、そんな状況が蔓延しているなら、会社の状況を労働基準監督署に伝えて相談するのも良いでしょう。

実際、辞めたいのに辞められない会社は、人手不足がひどかったり、一人が負担する仕事量が恐ろしいことになっていたり、サービス残業が多かったりなど、とにかく問題が山積みであることが多いです。辞められない状況を脱するためには、これらのひどい状況に関してもあわせて労働基準監督署に伝えることがおすすめです。

仕事を辞めたいけど罪悪感で辞められないときは

仕事を辞めたい、でも皆に悪くて辞められない…と思うと、確かに辞めるための決断もなかなかできないものです。辞めたいと思っても人手不足や忙しさ、現在抱えている仕事のことが気になってしまい、罪悪感で辞められない状況になるということです。

罪悪感が原因で辞められないのなら、以下のようなことをまずは知っていきましょう。

仕事を辞めることは悪ではないことを知る

仕事を辞めることは確かに勇気の要ることですし、そう簡単に行動を起こせるものではありません。周りを見渡しても、仕事を簡単に辞めていく人間いないでしょう。

そのため、刷り込み的に「仕事を辞める=悪」ととらえてしまう人は多いですが、仕事を辞めたいならまずはこの印象を改めるべきです。

むしろ、嫌な仕事、しんどい仕事を続けていくことこそが悪でしょう。辛いことを一生懸命やっていく姿勢も大事ですが、嫌な仕事に縛られていても仕事のモチベーションは上がらないままです。まずは「仕事を辞めることは悪いことではないのかもしれない」と思うことが大切になります。

仕事を辞めたいと思うことを肯定的にとらえることができれば、人手不足や忙しさなども気にしなくて済むでしょう。辞められないと悩むこともなくなります。

転職率の高い現代の状況を知る

現代の転職率の高さを知れば、辞めたいのに辞められないと感じる気持ちも少しは収まるでしょう。同時に、辞めたいと思う気持ち、辞めると決断する気持ちの後押しになるはずです。

特に若い世代は転職率が高く、10人に1人転職する時代とも言われています。多くの人が転職をしているのなら、「ここで仕事を辞めて転職を考えるのもありかもしれない」と思えるでしょう。辞めたいと思うことへの罪悪感も減り、辞められないと悩むストレスもかなり緩和されてきます。

転職の不安があり仕事を辞めたいけど辞められない時は

転職の不安があるため、仕事を辞めたいのに辞められない…と悩む人も多いでしょう。確かに転職は今や多くの人が経験することですが、だからといって転職しやすいのかと言われればそれはあくまで場合によるといったところです。転職成功が保証されているわけではないため、仕事を辞めることはなかなか決断できないものです。

転職エージェントに登録して担当に相談する

転職の不安があって、仕事を辞めたいのに辞められない…という人は、基本的に転職活動は自分の力だけで完結させないことがおすすめです。

転職エージェントに登録するなど、仕事や転職の悩みを逐一相談に乗ってもらえるサービスをまずは積極的に利用しましょう。その方が、転職しやすさも格段に変わってくるからです。転職エージェントは企業とのつながりも深いため、それが転職しやすさにもつながってきます。

まずは仕事を辞めずに転職活動をしてみる

転職に不安があり、仕事を辞めたいのに辞められないという場合は、退職する前に先に転職活動をするのがおすすめです。つまりは、仕事をしながら転職活動をするということです。

仕事をしながらの状態で大変なのは確かですが、先に転職活動を済ませて内定をもらっておけば、空白の期間を出さずに仕事を辞めることができます。この安心感は、大きいでしょう。どうしても辞めたいが、転職の不安が大きい…だから辞められない…というときは、まず先に転職活動から始めてみましょう。

まとめ

仕事を辞めたいけど辞められないという心理は、仕事を辞めるべきか悩んでいる人にとってよくある心理です。辞めたいと思うことは簡単ですが、仕事を辞めることにはいろいろとリスクを伴います。決断できず悩んでしまう人は多いでしょう。また、職場によっては上司のパワハラなどが原因で、辞めたいのに辞められないといったことが起きる場合もあります。

辞められないときは、なぜ辞められないのか、その理由や心理を整理したうえで今後の対処を考えていく必要があります。退職を決断できないときは、辞めたい理由・辞められない理由とまず向き合って、その状況に合った対処法を実践していきましょう。

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