退職して管理職から解放されたい|その前に確認しておきたいこととは

管理職は責任が重いため退職したいという人も多いでしょう。

ただ次のことを考えるともう一歩踏み出せないという人もいます。このような不安は、きちんと自分のことを見直していないから出てくるものが大半です。

そこで管理職を辞める前に、どのような手順で退職すれば失敗しないのか紹介していきます。

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管理職の人が自分の都合で退職するのは悪いことなのか

管理職だからといって退職することは何ら悪くありません。法律的に見ても職の自由はあるため一つの会社に縛られる必要はないです。

ただ管理職で退職することを伝えると、悪質な企業だと「責任を放棄するのか」「会社を裏切るのか」などのひどい言葉を投げかけられるかもしれません。ここで申し訳ないと思うと会社の思うつぼなので、強気の姿勢でいましょう。

ずっとその会社で働いているからといって、こちらの人生まで保証してくれる訳ではないことを覚えておいてください。

管理職を退職して平社員に戻れるのか

中には退職ではなくて管理職を辞めたいという人もいるかもしれません。例えばその会社の仕事内容は好きだけれど、管理職の仕事が嫌だということもあるでしょう。

しかし降格したい希望が通るか分からない、周囲への影響が大きいという理由でおすすめしません。
また平社員になると多くのリスクが発生してしまいます。

・降格と共に減給される
・出世への道が閉ざされる
・仕事に対するやる気がなくなる
・管理職で無くなったのに結局頼られる

このように仮に管理職を辞められたからといって、幸せになるとは限りません。また会社側としても出世する気のない人は、あまり置いておきたくないでしょう。そのため管理職を辞めて平社員に戻ることはおすすめしません。こうなるくらいなら思い切って転職して、自分に合った仕事環境を選ぶ方が圧倒的に良いです。

管理職を退職する前に考えておきたいこと3つのこと

しかしいざ転職することを考えると、次の仕事場でも同じことになるかもしれない、失敗するかもしれないなどの不安が多少なりともあるでしょう。不安が大きければ大きいほど、転職が怖くなって管理職を永遠に退職できません。

このような不安を抱えるのは、転職についての情報との準備が不足しているからです。絶対に管理職を辞めるためにも、以下の3つのことを確認してから退職に取り掛かりましょう。

自分のキャリアを今一度確認する

自分が今まで会社でどのような経験を積んで、スキルを身に付けたか確認しましょう。会社で働いていると、このように自分の経験を見直す機会がないため、この機会にやっておくことをおすすめします。

自分のキャリアを再確認しておくととても便利です。

・自分のスキルをハッキリと把握できる
・自分のしたいことが明確化する
・転職先に自分の強みを売り込める

特に転職の際にとても役立つため、退職前にキャリアの再確認を確実にやっておきましょう。

退職理由を明確化

なぜ退職したいのかを明確しておきましょう。本音は管理職が嫌だからということがほとんどだと思います。ただこれをそのまま面接時に伝えてしまうと、うちの会社に来ても逃げられると思われ転職が上手くいかないです。

上手に転職するためにも他の退職理由を用意しておきましょう。例えば他のことがやりたいなどの前向きな退職理由を考えておくと最適です。その上で管理職の経験をアピールするとより効果的になります。

転職先のリサーチ

転職するにあたって転職先の情報を調べておくことが一番大切です。せっかく管理職を退職したけれど、また管理職をやることになるということもあり得ます。他にも情報収集をしなかったために、前の会社よりも悪い条件で働かなければならないということにも繋がります。

転職が失敗しないためにも自分が何を優先したいか考えてから、転職先をリサーチしましょう。

・残業や休日出勤の有無
・週休何日か、年間休日は何日か
・転勤の有無

このように自分が大切にしたいことを把握しつつ、それにあった会社探しをすると転職の成功率も上がります。

管理職の人が退職する3つの本音

管理職はその会社に関する知識や作業以外にも、多くのスキルが必要なため管理職を退職したいと考える人は多いです。そこで管理職の人が辞めたいと感じる理由や悩みを紹介していきたいと思います。

給料が少ない

管理職を退職したい人の中で一番多い理由は仕事内容と給料の不一致です。

管理職は常に成果を求められて、そのためには上司や部下に頭を下げてお願いすることがたくさんあります。このように苦労して働いたのに給料が想定より低いと、管理職を辞めたくなるという人は多いです。

ストレスが溜まる

管理職は成果を求められるためストレスが非常にたまりやすいです。

成果を求めるあまり現場に過度な要求をすると反感を買い、現場の人間を優先して優しくしていると成果が上がらなくて上司に怒られます。このように成果と人をバランスよく管理しないといけないため、そのストレスは並大抵のものではありません。

仕事内容が多い

管理職になるといろいろな作業を任されてしまい、自分の作業がどんどん増えてしまって管理職が嫌になることも多いです。

管理職は何かと便利屋扱いされて、困ったら管理職に仕事が回って来ます。これでは管理業務に集中できなくて、本来したいことをすることもできません。そのため管理職を退職したいと思ってしまいます。

管理職を退職したい人向けの退職理由

管理職を全うしてきたのに退職するといった途端に無責任な奴と思われたくないでしょう。そのまま素直に管理職が嫌だと言ったら、そのようなひどい言葉を言われることもあります。ただ退職理由によっては仕方ないと思わせることも可能です。

体調的に限界を感じた

体調不良は事実なため納得させるには十分な理由です。管理職で追い込まれると、うつ病を発症することも多いため不審に思われません。体調不良を理由にすると診断書の提出を求められるかもしれませんが、法律的に必要なものではないため断ることも可能です。

万が一体調不良を理由にしても、休職や配置換えで引き止めをしてくることもあります。どうしても退職がしたいなら申し訳ないという態度を示しつつ断りましょう。

家族の介護が必要になった

家庭の事情は自分の都合ではなく不可抗力なため、相手に仕方ないと思わせるには最適です。仮に嘘であったとしても深く突っ込んでくる人もあまりいないので、一番無難な理由となっています。

ただ中には証拠のために診断書などの提出を求めてくる会社もあるかもしれませんが、そのようなことをする必要は一切ないです。そのため不安を表に出さないように堂々としていましょう。

そして退職後に会社の人と会ったとしても家庭の事情は解決したと言ってしまえば何の問題もありません。

もっと良い条件の会社で働きたい

他の会社からより良い条件で雇いたいと誘われているというのも一つの手です。これは直接的ではなく今の職場環境に不満があることを訴えられます。

そのため会社側が給料アップや仕事内容の軽減など提案してくれるかもしれません。もし何も言って来なければ退職できるので、会社の今後の条件次第では残っても良いと考えている人にはおすすめの退職理由です。

他に自分のやりたいことができた

素直に自分のチャレンジしたいことを伝えるのも退職理由としては引き止めにくく、真実であるため心理的に相手に伝えやすいです。さらに善良な企業なら応援してくれることもあるため円満に退職することもできます。

ただ現在の仕事内容と近いことを言ってしまうと、イマイチ説得力に欠けて引き留めにあうことがあるので、できるだけ今の業務とかけ離れたことを言うと良いです。

管理職を退職するのにベストなタイミングはいつ

管理職という立場上、責任があるため急に止めるとあまり良い顔をされません。そのため体調に限界を感じている場合を除き、以下のタイミングまで待ことをすすめます。

繁忙期が過ぎるまで待つ

できるだけ繁忙期が来るまで退職を待つのがベストです。こうすることで会社の人に迷惑がかかりにくく、引継ぎの時間も取れるため円満で退職することができます。

また本人的にも退職についてじっくり考えることができるため、転職が失敗するリスクも低下します。お互いのためにも繁忙期を避けておきましょう。

組織単位での仕事中を終えてから

大きい会社だとプロジェクト計画があって、管理職ともなれば参加させられていることでしょう。このタイミングで退職してしまうと、プロジェクトメンバーに迷惑が掛かってしまうためあまりおすすめはしません。

プロジェクト中に退職を告げるのは良いですが、退職日をプロジェクトの満了日以降に設定しておくと良いです。

まとめ

管理職は責任ある立場なため退職して良いものかどうか悩む人も多いでしょう。ただどんな人にも仕事を選ぶ権利はあります。そのため管理職だからといって退職するのが悪いことはないです。

そして退職を決めたのは良いですが、きちんと転職先や退職理由を考えておきましょう。そうすれば転職で不安になることも失敗することもありません。

また管理職だと重大な仕事を任されている場合が多いため、急に退職するとあまり良い顔をされないです。そのため身体的、精神的に大丈夫なら退職時期を考慮して、会社に迷惑が掛からないようにすると円満退職できます。

まずはどうして管理職を辞めたいのか考えるのが大事です。それが明確に決まってから行動に移しましょう。

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