試用期間中に退職したいならどうすれば良いのか徹底解説

入社して間もないのに辞めたいと思うことはあるでしょう。しかし試用期間中に退職しても良いものか悩む人もいると思います。

そこで試用期間中に退職することについて徹底的に解説してたいと思います。実際に入社してすぐにやめたいけどどうしようと悩んでいる人は是非参考にしてください。

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試用期間とは

本採用を前提としたお試し期間のことです。企業側としては、何回か面接しただけではその人が本当に会社に必要な人か分からないでしょう。そこで試用期間中の働きを見てその人の評価を決めるということです。基本的に本格採用を前提としているためよっぽどのことがない限り、試用期間中に退職させられることはないでしょう。

また働く側としても試用期間は会社のことを知れる良い機会です。話や資料だけでは本当の仕事内容というものは分かりませんが、試用期間があると会社の仕事内容や環境を理解する時間ができます。

そんな試用期間は一般的に1~6か月とされていて長くても1年間です。また試用期間中は保険や年金の切り替えが行われていないことが多いため、入社の段階で確認しておきましょう。

試用期間中に退職する手順

試用期間中であっても退職はできますが法律上、退職を伝えてから最低でも二週間は働く必要があります。しかし退職の時期は就業規則に従うことが多いため、退職を伝えてから一か月後が一般的です。

続いて具体的に試用期間中に退職する流れを解説していきます。

上司に退職を伝える

まず上司に退職したいことを口頭で伝える必要があります。電話やメールで退職を伝えたいという人もいるかもしれませんが、最終的には上司と一対一で話すためあまり意味はありません。さらに口頭以外で退職を伝えるとマナー違反に当たるので、円満退職しにくくなります。

そして退職を伝えるタイミングですが、上司が忙しくない時間を利用しましょう。仮に忙しい時に退職を伝えても後回しにされて話が流れることがあります。もしくは「後ほどお話があるのでお時間いただいても良いですか」などと事前にアポイントを取るのも有効的です。

その後上司と二人きりになって退職理由を伝えましょう。ほとんどの場合、退職理由を伝えると引き止めにあいますが、必ず断るようにしてください。試用期間は働いている期間が短いためほぼ確実に「退職を考えるのは早い」などと言われます。確かに上司のいうことも正しいですが、どうしても辞めたくて伝えているのですから、申し訳ないという態度を示しつつ断りましょう。

無事退職が決定すると退職日の決定に移りますが、ここは上司の言うとおりにするのがベストです。試用期間中という短い期間で退職しているため、ここで口出しをしてしまうと円満退職は遠くなります。

退職届を提出する

退職が決まったら退職届を書いて提出しましょう。退職届は会社で定められていることもあるため、まずは上司に確認します。もし会社で退職届の書き方が決められていなかったら、自分で用意しないといけません。

そして退職届の退職理由の書き方ですが、「一身上の都合」と書くのが一般的です。ここで会社の気に入らないところを書いてしまうと後々面倒なこともあるので止めておきましょう。

そして上司に提出すれば手続き上退職が決定します。最後に、退職する日までにお世話になった人へのあいさつをしておくと円満退職できるのでやっておきましょう。

退職後の各種手続きを確認する

試用期間中なため保険や年金の切り替えが済んでいない場合がほとんどですが、退職する前に確認しておく必要があります。

もし切り替わっていた場合には、各自治体に行って国民健康保険と国民年金に変更しないといけません。ただ退職をしてその翌日から他の会社で働く予定がある人は、次の勤め先に各種資料を持っていけば手続きをしてくれるため必要ないです。

試用期間中の2種類の退職とは

試用期間中の退職には自主退職と合意退職の2種類があります。どちらにするかで手続きも異なってくるのでしっかりと押さえておきましょう。

・自主退職…労働者が退職を伝えて会社が了承しなくても法律上二週間で雇用契約が解除される
・合意退職…労働者が退職を伝えて会社が了承する事によって雇用契約が解除される

真っ当な企業なら合意退職に当たると思います。ただ中には試用期間中の退職が認められないこともあるでしょう。そんな時が自主退職に当たります。

自主退職は仮に上司から許可をもらわなくても、法律の関係で二週間後には止められるというものです。これなら損害賠償を請求されることもなく安全に退職できます。

もし自主退職となってしまったら、証拠として退職届は必ず提出するようにしましょう。中には受け取らない企業もあるかと思いますが、内容証明郵便で退職届を郵送するか最終手段として弁護士に相談すると問題は解決します。

試用期間中に退職したい人向け当たり障りのない言い訳を4つ紹介

試用期間中は退職しにくいので、退職理由に悩む人も多いでしょう。そこでこれなら退職してもしょうがないという理由を4つ紹介していきます。

体調不良

現在の会社で勤めるようになってから体調を崩したと言えば相手は簡単に納得します。相手も嘘だろうと感じるかもしれませんが、失礼に当たるため中々深く突っ込めないのが体調不良です。

基本的に体調不良は建前として行っても良いですが、本当に体調を崩して診察に行った場合は、証拠として診断書を提示するとより効果的です。

家庭の事情

親を介護することになったという理由も深く聞くのが失礼に当たるため簡単に退職できます。こちらも建前として利用しても大丈夫です。

仮に証拠として診断書か何か見せろと言われても、絶対に見せる必要が無いため適当な理由を付けて断りましょう。

会社の雰囲気が合わない

この理由は入社前では知ることができない情報なため、退職するのも仕方ないと思われます。例えば実際に勤めてみて会社の雰囲気が良くないと感じた時には、素直に社風が合わないと伝えましょう。

特にパワハラが見受けられたら即退職することをおすすめします。今は試用期間中なため関係ないと思いますが、いずれそのパワハラが自分に来る可能性はかなり高いです。そうなれば精神的に辛くなってくるので、退職を言い出しにくくなります。そして退職したいのに言い出せないという状況の完成です。

最悪な展開になる前にパワハラを見かけたら試用期間中であっても即退職しましょう。

仕事内容の相違を伝える

仕事内容は入社前の面接でしっかりと説明しているため、実際に働いてみたら想像と違ったというのは企業側からしたら不誠実な退職理由です。

ただ労働者としては仕事内容が違うと感じる場合もあるでしょう。そのギャップがあまりに多くて退職したいと思うほどなら、仕事内容の違いを具体的に説明する必要があります。そうすることで相手も納得しやすい状態になるため、そこまで引き留めに合うことなく退職することが可能です。

試用期間中に退職するメリット・デメリット

試用期間中に退職するとデメリットが多く感じるでしょう。確かにデメリットもありますが、それと同じくらいメリットもあります。

試用期間中に退職するメリット

退職するなら早ければ早いほど良いです。試用期間中でいつか退職すると考えていて、辞められずにいると精神的にも身体的にも限界が訪れます。

また長いこと働いているほど昇給や恩義を考えてしまうため、心理的に辞めづらいくなってしまうのが人というものです。その結果ズルズルと行ってしまい、いつまでも退職できないということにもなります。辛い目に遭わないためにも、思い切って試用期間中で退職しましょう。

他にも試用期間中で退職すると現在抱えているストレスからも解放されて、将来的に溜まるであろうストレスも受けなくて済みます。

このように目に見えないものが多いですが、試用期間中の退職は将来的に大きなメリットになるのが特徴です。

試用期間中に退職するデメリット

やはり転職での影響が一番大きいです。試用期間中で退職したとしても履歴書には記入した方が良いため、面接時には必ず理由を効かれます。

しかし試用期間中で退職したからといって、即採用不可になるかと言えばそんなことありません。確かに履歴書上はマイナス要素ですが、理由を聞かれた時にしっかりと回答すれば大丈夫です。ただ前の会社の事を愚痴っぽくいうと、不採用になる確率が上がるので止めておきましょう。

このように試用期間中の退職は一見デメリットですが、きちんと内容を伝えることができれば問題ありません。

ただ何回も試用期間中の退職を繰り返していると何を言っても説得力がなくなります。できればその次では長期勤務ができるように転職活動は慎重に行いましょう。

また世間体があって試用期間中に退職するのは悪い気がするというデメリットもあるでしょう。確かに他所からみたら根性なしに見えますが、きちんとした理由があれば別です。

あまり試用期間中の退職はデメリットはありませんが、なんとなく退職したというのはデメリットしかないため必ず理由を確かにしてから退職しましょう。

まとめ

試用期間中の退職は法律的に見ても可能ですが、どうしても伝えづらいものです。しかしそのまま続けていても、幸せになることはありません。そのため今の自分だけでなく、将来の自分も助けると思って退職しましょう。

そして試用期間中の退職でも相手が納得しやすい理由はあります。素直に伝えるのは怖いという人は建前でも良いので、家庭の事情や体調不良を理由にすると良いです。

無事に会社を退職できたら同じミスを繰り返さないように、反省を生かして転職先を探しましょう。

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