病気で診断書をもらって退職する時の注意点やメリットを紹介

退職をする人の中には体調を崩してやむを得ずという人もいるでしょう。

そんな人は病院に行って診断書をもらうということも多いはずです。診断書があることで現実味を持たせられるのでスムーズに辞めることができます。

その他にも体調不良で退職する時に、診断書を提出すると多くのメリットがあるので紹介していきます。

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病気で退職する時に診断書は必要なのか

実は退職するに当たって診断書が必ず必要ということはありません。つまり会社が診断書を提出するように言ってきても、断ったところで何の問題にもならないです。

ただ診断書を見せないと辞めさせてもらえないために、診断書を提出せざるを得ない場合が多いです。

そのため退職に際して診断書は法律的に見ても必要ないですが、スムーズに辞めるためには必要になることもあります。

ちなみにどうしても診断書が必要だからといって、無理やり病院に頼むのは違法に当たるので止めておきましょう。

診断書さえあれば即日退職も可能?

退職の時に診断書を提出すれば場合によって即日退職も可能です。ただこれは会社からの許可が必要なので、勤めている会社次第となります。

実は他の退職理由であっても会社側が認めさえすれば即日退職なため、診断書がなくても大丈夫です。ただ診断書があれば相手も納得して、体調面も考慮してくれるので即日に退職しやすくなります。

しかし悪質な企業だと、どれだけ本人の体調が悪そうでも退職を認めてくれません。そんな時は法律上退職を伝えてから2週間で退職できるので、基本的にはそこまで働くしかないです。

診断書を提出して退職するメリット・デメリット

診断書を出して退職するかどうかは会社次第です。しかし診断書を提出することで得られるメリットとデメリットがあるので紹介していきます。

メリット

診断書を提出して退職するメリットはすんなり退職できる部分が一番大きいです。会社としては口頭だけではイマイチ納得しないため交渉が上手くいきません。しかし診断書があることで真実を言っているのだと納得せざるを得ないです。

また理解のある会社なら即日退職できるのもメリットです。退職は基本的に1か月かかる場合が多いことを考えると、一日も早く退職したい人には最高でしょう。

その他にも病気の症状によりますが、失業保険の面でメリットが二つあります。

一つ目は失業保険を受け取るまでの期間です。自己都合による退職の場合、失業保険は様々な手続きや説明会を通して受給できて、実際にもらうまではおおよそ3か月かかります。しかし精神疾患や身体障害がある場合は、すぐに受給可能です。

二つ目は失業保険を受けられる期間が長くなることです。通常時は90日間ですが、すぐに就職できない人には最大300日間ももらえます。

約10か月も失業保険を受給できるため治療に専念することが可能です。また治療後はそのお金を基に、資格の取得や勉強をすることもできます。

このように症状が重くて、それを証明する診断書があればメリットが多いです。

デメリット

退職時に診断書を提出するデメリットは、症状によって診断書をもらえないことです。辛いからといって病院に行っても確実にもらえないため、無駄にお金だけかかることがあります。

また診断書を提出して退職してしまうと、病気療養扱いとして退職させられる場合が多いです。

病気療養扱いを履歴書に書いてしまうと転職の際に不利になります。特に精神疾患の場合は難航しやすいです。そのため可能なら会社には一身上の都合を退職理由にしてもらう必要があります。

退職時に診断書を提出するとこのようなデメリットがありますが、基本的にはメリットの方が大きいです。

また診断書を出しているにもかかわらず休職を提案してくる会社もあります。もし会社に残りたい場合は休職という選択もアリですが、無理に残る必要は一切ないので丁重にお断りしましょう。

診断書まで提出しているのに退職できない場合

理解のある会社は診断書を出すと即日退職を認めてくれますが、そうでない会社は就業規則に則って1か月間働くように強要してきます。

辛いからといって、無視すると損害賠償を請求されることもあるので、止めておいた方が良いです。

ただ就業規則で退職するのに1か月かかると記載されていても、法律上は2週間で退職できます。しかしたいていの会社では認めないでしょう。

そんな時は2週間後に設定した退職届を渡すと無理やり退職できます。ただ中には受け取らない会社もあるので、内容証明郵便で無理やり送りましょう。内容証明郵便は郵便物が目的地に届いたことを郵便局が証明してくれるので、会社側は受け取っていないとは言えません。

このように無理やりにではありますが最短で2週間で退職できます。ただこうなってしまうと円満で退職はできないので注意です。

しかし中にはもう会社に行きたくない人も多いでしょう。そんな人は以下の方法を使うと会社に行くことなく退職できます。

有給休暇を使う

会社に1年以上勤めていると有給休暇を使う権利が発生します。その有給休暇を2週間使えば、退職を伝えてから2週間経つので法律上も問題なく退職可能です。

会社の中には有給消化を許さないとこともあるでしょうが、法律上有給消化を禁止することはできません。そのため内容証明郵便で申請用紙を提出すれば取得可能です。

また有給消化が2週間分もないという人も、即日退職はできませんが使える分だけは使っておきましょう。

退職代行を依頼する

診断書を出して退職することを考えてる人の中には、もう会社に行きたくないという人もいるでしょう。そんな人は退職代行サービスを利用すると即座に退職可能です。

退職代行サービスは退職者と会社の間に立ってやり取りをしてくれるので、上司の顔を見ることすらなく退職できます。

またサービスによっては言い出しづらい有給消化の取得や未払い金まで回収してくれるので、ブラック企業には退職代行は最適です。

ただサービスによっては結局会社に行かなければならないこともあるため、実績のある有名なサービスを利用しましょう。

そんな退職代行サービスは3~5万円と人によっては高いと感じるでしょう。ただメリットが多いため、もう二度と会社に行きたくない人には高く感じないという人も多いです。

診断書を出して退職した後の転職で失敗しないために

診断書を出して退職する場合は、骨折などの身体障害やうつ病などの精神障害だと思われます。そのため転職の際には不利になりやすく難航すると思うでしょう。しかし伝え方によってはマイナス要素にはなりません。

会社はなぜ退職理由を聞くのか

企業が退職理由を聞くのはその人に問題点がないかどうかを確認するためです。例えば人間関係が原因で退職した場合は、こちらの会社でも同じ問題を起こす可能性があると考えてしまいます。

このように企業にとってその人がマイナスになるか判断するために前職の退職理由を聞いているので、身体障害や精神障害は問題ありません。

ただ精神障害はすぐに辞めると思われがちなので、そういうことはないとアピールする必要があります。

退職理由を履歴書に書く必要はあるのか

診断書を出して退職した場合、すでに完治しているのなら基本的に記入する必要はありません。ただ身体障害で後遺症が残っているなら、面接の際にトラブルになることもあるので書いておいた方が良いです。

会社の中には書類選考も多いため、履歴書に障害で退職したとあったら落ちる可能性があります。

そのため書かないことも一つの手ですが、面接時には必ず退職理由を聞かれるでしょう。その時に以下で紹介しているテクニックを使えば隠していたこともマイナス要素とは取られにくいです。

すぐに辞めると思わせないテクニック

精神障害で退職した人はまずきちんと直したことを伝えましょう。そうすることで相手に安心感を与え売ることが可能です。

その他にも2つのテクニックがあるので紹介していきます。

面接の最後に気を付ける

診断書を使って退職した場合はどうしても暗い話になりがちです。そのため事実を伝えただけでは印象が悪くなります。

そうならないために最後にポジティブな内容で締めくくることを意識しましょう。例えば「前職はうつ病で退職しましたが、現在は完治しています。次の職場では○○に挑戦したいです。」など将来的にはこうなっていたいと思いを最後に伝えると好印象です。

ポジティブな言葉を聞いた相手は、すぐに辞めるかもしれないという疑念が消え安くなります。

表情や発声に気を付ける

相手と話す時に表情や声のトーンを意識することはかなり大事な要素です。

なぜなら明るく話して元気そうな表情をしていると、本当に体調は戻ったのだと思わせられます。

また相手にもメッセージを伝えやすいため、この会社に転職したいという熱意を伝えやすくすることも可能です。

このように表情や声のトーンは面接において非常に大事な要素なので、精神障害で退職してしまった人は特に気を付けておきましょう。

まとめ

退職の際に診断書を出すメリットは多いです。例えば即日退職ができたり失業保険の条件が良くなったりします。

ただ即日退職を認めない会社もあって、無視して勝手に会社を辞めてしまうと損害賠償を請求されてしまいます。

そうならないためにも有給休暇や退職代行サービスを使って、自分が不利にならないようにしましょう。

また退職時は一身上の都合を理由にしておきたいです。病気療養扱いで退職してしまうと転職が不利になりやすくなります。ただ障害が理由で退職したとしても、伝え方次第では好印象を与えられるので、特に表情や声のトーンには気を付けておきましょう。

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