フリーターの年収の平均額は?正社員との差・収入アップ方法まとめ

フリーターとして働いている人は、フリーターの年収はそもそもどれくらいが平均的なのか正直気になるところです。

バイトや派遣の時給は職場や地域によって異なりますが、平均的な年収を知っておけば、今後の自分の働き方を考えるうえで役立つでしょう。特に年収が平均よりも低かったときは、今後の働き方を見直すべきタイミングとして活かすことができます。

そこで今回は、フリーターの平均年収について解説しながら、あわせて正社員と差や収入をアップさせる方法についてご紹介していきたいと思います。

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フリーターの平均年収をケース別に解説

フリーターの平均年収は、およそ150万円~200万円ほどと言われています。ここで数字に開きがあるのは、どれくらいの時給でバイトや派遣に出ているかで、給料は変わってくるからです。

そのため、ここではいくつかのケースに分けて年収の例・目安を見ていきましょう。(※それぞれの月収は、フルタイムを月160時間勤務と想定して計算しています)

ケース①時給850円
時給850円でバイトをした場合は、月収は単純計算で136,000円になります。これを12ヶ月分として考えると、単純計算で年収は1,632,000円です。時給850円でバイトをするフリーターは、およそ160万円の年収ということになります。‭

ケース②時給1000円
時給1000円でバイトをした場合は、月収は約160,000円です。これを12ヶ月として考えると、時給1000円でバイトをしているフリーターは、年収1,920,000円の計算になります。ちなみに東京都のアルバイトの時給は1000円~1200円くらいが平均となっているため、東京でフリーターをしたときは200万円前後の年収が目安となります。

ケース③時給1500円
3つ目のケースとして、今度は少し時給の高い仕事を例にしてみましょう。時給1500円の場合は、月収は‭240,000円になります。そこから12を掛け算すると、金額は‭2,880,000円。時給1500円のフリーターは、年収280万円以上の額になり、残業代などが加算されれば300万円を超える年も出てきそうです。

正社員の平均年収はフリーターとどれくらい差がある?

では今度は、正社員の平均年収とフリーターの年収を比べてみましょう。フリーターは15歳~34歳の若者を指すため、やはり20代でフリーターをしている人は多いです。そのためまずは例として、20代正社員とフリーターの平均年収を比較してみます。

20代正社員の平均年収は、298万円ほどになり、300万円弱が目安の額になると言えるでしょう。会社や業種によってもちろん年収は異なってきますが、平均的な数字に目を向けるならおよそ300万円と記憶しておくと良いでしょう。

そしてこれに対するフリーターの平均年収は、せいぜい200万円弱ほどです。上の例を見ればわかるように、時給1000円のアルバイトをして、フリーターはようやく200万円の年収にいくかいかないかのラインに到達します。1500円という高時給のバイトでも、ようやく正社員の平均年収に近い数字になるくらいです。

やはりフリーターと正社員では、年収に大きく差が出るのは明らかでしょう。20代の正社員といえばまだ収入自体も低い立ち位置ですが、それでもフリーターよりは高水準の給料であることがわかります。

フリーターの年収が低い理由とは

では具体的な年収の数字がわかったところで、ここからはフリーターの年収が低い理由について見ていきたいと思います。世の中のフリーターはなぜ、正社員と比べて年収が低い傾向にあるのでしょうか。

フリーターは収入が安定していない

フリーターは、一般的なサラリーマンと比べて、収入が安定していません。月給制ではなく時給制なので、体調不良でバイトを休めばその分給料は減りますし、シフトを削ったりすればその分稼ぎは少なくなります。

正社員の場合は基本的に月給制が多いため、体調不良で仕事を休むようなことがあっても、基本的に給料は変わりません。フリーターはそういった面でも収入の安定性に欠けるところがあるのです。

フリーターにはボーナスや各種手当がない

フリーターの年収が低いのは、ボーナスや各種手当がないことがほとんどだからです。フリーターは基本的に働いた分の時間×時給の給料しかもらうことはできません。

会社によってはフリーターにもボーナスを出したり、仕事に成績に応じたインセンティブを出したり、何らかの手当をつけたりすることもありますが、年収が大幅に変わるような金額ではないでしょう。フリーターと正社員とで給料に差が出てくるのは、このあたりの手当の差も大きいです。

フリーターには給料アップの見込みがない

基本的にフリーターは、同じアルバイト先や派遣先で働いていたとしても、キャリアを積んで給料を上げることにはあまり期待が持てません。時給がいくらかアップするようなことはあるかもしれませんが、待遇が大きく変わるようなことは基本的にないでしょう。この給料アップの見込みがないことも、年収が低いことには関わってきます。

正社員は、年齢が上がり、役職に就いたり専門資格を取得したりすることで、どんどん給料が上がっていきます。ちなみにお伝えしておくと、30代正社員の平均年収は350万円~400万円にものぼっていきます。業界やキャリアによっては、さらにもっと高い年収の人もいるでしょう。

しかし同じ30代のフリーターは、年収は頑張って時給の高いところを見つけたとしても、せいぜい300万円強くらいの年収になります。フリーターはこのように給料アップの見込みがないため、正社員と比べると年収は低い傾向にあるのです。

フリーターが年収をアップさせる方法まとめ

ではそんなフリーターが、年収をアップさせるためにはどうすれば良いのでしょうか。年収が低いままでは、生活費を稼ぐのも一苦労ですし、趣味や娯楽を楽しむための余裕を生むのも大変でしょう。貯金も満足にできません。

しかし年収を上げれば、フリーターとはいえある程度余裕を持った生活をすることに期待ができます。毎月の支払いが厳しい…と悩むこととは無縁になるでしょう。

ではここからは、そんなフリーターが自分の年収を上げるためにはどうすれば良いのか、その方法を解説していきたいと思います。

年収アップを考えるなら正社員で就職するのが一番

そもそも論を言ってしまえば、やはり年収アップを望むなら正社員として就職するのが一番です。フリーターとして年収を上げていくのには限界がありますし、時給1500円以上にもなる高時給のアルバイト・派遣を探すのはなかなかきついものがあります。専門性も上がるため、誰もが挑戦できるわけでもなくなります。

年収を上げたいと思うなら、やはりこれを機に就職は考えるべきでしょう。20代のうちは確かに正社員とフリーターではそこまで収入も変わりませんが、差が顕著になってくるのは30代に差し掛かった頃です。

ひと月あたり2~3万円程度の差がさらに広がって、5~10万も差がつくことは珍しくありません。そうなれば年収にもさらに開きが出てくるでしょう。ボーナスの額も変わってきます。そんな年収アップのイメージを持つだけでも、正社員になるモチベーションは上がるのではないでしょうか。

もっとお金をしっかり稼ぎたいと思ったら、なるべく正社員で就職することを視野に入れていきましょう。

派遣社員や契約社員ならバイトより時給が高いことも

フリーターとは、正規雇用ではなく、非正規雇用で働く若者のことを言います。そのため厳密に言えば、アルバイトやパートだけでなく、派遣社員や契約社員もフリーターのくくりになります。

しかしフリーターをする場合、なんなく選択肢をアルバイトだけに限定してしまっている人は多いです。時給はアルバイトよりも派遣社員や契約社員の方が高くなる傾向にあるため、フリーターのまま稼ぎを増やしたいなら、アルバイトではなく派遣や契約で働いていくことも考えましょう。

派遣社員や契約社員なら、仕事を決めるのにもハードルはそこまで高くありません。時給の高い求人を見つけてみましょう。

時給の高いバイトを探して年収を上げる

年収アップを狙うなら、そのままバイトでとにかく時給の高いバイトを見つけるという方法もあります。派遣社員や契約社員だと少し立場が重い気がする…アルバイトの方が気軽で良い…と思う人も多いかもしれません。どちらも非正規雇用なのでフリーターという肩書きは変わりませんが、好みの問題もあるでしょう。

お伝えしたように、時給1500円以上のバイトを見つければ、年収はようやく300万円を超えるところまで到達できる可能性が出てきます。ただ、時給1500円以上のバイトを見つけることは、そこまで簡単なことではないでしょう。

時給1500円以上のバイトを見つけるなら、基本的に都心に近い場所で働くことは欠かせないでしょう。深夜帯のバイトや営業色の強いバイト、その他には専門スキルを活かせるバイトなどが選択肢としてあげられます。

バイトの掛け持ちや副業を初めて年収を上げる

バイトの掛け持ちや副業をすることで、年収を上げるというやり方もあります。例えば週3日・1日4時間のバイトを掛け持ちでしたとしましょう。掛け持ちのバイトの時給が1000円だとすれば、単純計算で毎月稼げるお金は48,000円ほどになります。

年収で計算すれば、掛け持ちがあるだけで年収に50万円以上もプラスすることができるでしょう。掛け持ちや副業をしながらフリーターをしている人はたくさんいますし、どうしても今のバイト先を辞めずに年収を上げたいなどの希望がある人は、掛け持ちや副業をぜひ考えてみましょう。

まとめ

フリーターの年収は、正社員の年収と比べるとやはり低いことは否定できません。時給制で働いていること、ボーナスや各種手当がないことなどが、やはり年収の低さにつながっていると考えられます。実際に数字を比べてみて、正社員との格差を改めて実感した人も多いのではないでしょうか。

年収を上げるなら、やはり一番効果的なのはフリーターを抜け出して正社員として就職することでしょう。キャリアアップすればその後もどんどん収入を増やしていくことができます。その他には時給の良いバイトを見つける、派遣や契約社員で働く、副業や掛け持ちを始めるなどの選択肢もあります。いずれは就職することも考えながら、年収アップの方法を模索していきましょう。

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