フリーターが払うべき保険とは?払えない時の対処法も紹介

フリーターにとって時に悩みの種となる保険は、どんな種類があるのでしょうか。そして収入が低いことから保険の支払いに困ったときは、どんな対策を取るべきなのでしょうか。

保険の支払いは多くの人にとって必要なもので、保険の仕組みについてもしっかり理解を深めておくべきと言えるでしょう。フリーターとはいえいい大人の人も多いでしょうし、「保険って一体何なの?」と感じてしまうのは避けたいところです。

そこで今回は、フリーターが払うべき保険について解説しながら、あわせて「もし払えなくなったら…」というポイントについても見ていきたいと思います。

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フリーターに支払い義務のある保険は2種類

フリーターが支払うことの多い保険は、主に2種類のものがあります。保険は生活のために欠かせないものの一つなので、どんな種類があるのかはよくチェックしておきましょう。働き方次第では社会保険に加入する場合もありますが、主にあげられるのは、

・国民健康保険
・国民年金

この2つの保険です。では、それぞれの特徴を見ていきましょう。

国民健康保険

フリーターが支払う保険の一つは、国民健康保険です。いわゆる国保と呼ばれる医療保険になります。国民健康保険に加入して入れば保険料を納めているおかげで、医療費が安くなります。医療機関にかかるときに見せる保険証は、この国民健康保険に加入していないともらえないのです。

国民年金

フリーターが支払う保険のもう一つは、国民年金です。国民年金は、20歳以上60歳未満の日本国民が必ず加入することになります。国民年金は、老後にもらえるあの年金のことです。年金の保険料をしっかり納付していなければ、65歳になっても年金をもらうことはできません。

年金は20歳以上60歳未満の日本国民であれば誰もが加入するものですが、さらに会社員と一部のフリーターは、厚生年金に加入している場合もあります。厚生年金は国民年金とあわせて積み立てる上乗せ年金なので、会社員(+用件を満たした一部のフリーター)であれば老後にもらえる年金も多くなります。

フリーターでお金がない…年金などの保険料が払えない!

国民年金も国民健康保険も、フリーターであっても基本的には払っていかなければならないものです。しかしフリーターといえば、正社員と比べて収入が低いことで知られています。普段の生活から苦しさを感じていて、正直保険の支払いどころではない…と思っている人も多いかもしれません。

ここからは、そんな保険の支払いにフリーターが困ったときのポイントをまとめていきたいと思います。

保険料の未納が続くと差し押さえの対象になる可能性も

まず、保険料の未納を続けることはとてもリスクのあることです。あまりにも滞納が長く続くようなら、何度かの督促の後に、最終的には給料などが差し押さえられる可能性があるからです。

ちなみに差し押さえのタイミングはいきなりやってきます。もちろん保険を支払わないと差し押さえの対象になりますといった文言の督促状・通知書などは何度も届きますが、何度もそういった督促を無視していると、あるとき突然口座からお金が引き出せなくなっていたりします。

借金などの滞納の場合は、裁判を通さなければ財産の差し押さえはできません。しかし保険や税金関係は公的なものなので、裁判を通さずに差し押さえることが可能なのです。フリーターで収入が低いからと言って、保険を未納のまま放置するのは絶対にやめておきましょう。

健康保険が払えないときはまず役所に相談しよう

国民健康保険が払えないときは、まずはとにかく役所に相談しにいきましょう。役所側も払えない人にとって何もそこまで辛辣な対応をするわけではないため、しっかり相談すればある程度柔軟に対応してくれます。

フリーターをしていて収入が低く払えないことを伝えたうえで、いつなら払えそうなのか提案してみましょう。分割でもいいから払ってほしいなど、役所側からも提案があるはずです。

国民年金が払えないフリーターは免除制度を利用する

フリーターで収入が低く、国民年金が払えないときは、年金の免除制度を利用するのがおすすめです。免除制度を利用すれば、場合によっては全額免除されたり、全額は無理でも4分の1はカットしてもらえたりなど、何らかの対応をしてくれる可能性があります。

国民年金も健康保険も何も対応せず、督促を無視し続けるのは避けたいところです。払えない現状を素直に相談しに行けば、基本的には役所もしっかり相談に乗ってくれます。

保険料を滞納しているフリーターにはこんなリスクも

先ほど保険料を滞納すると差し押さえの対象になる可能性があるとはお伝えしてきましたが、保険が未納のままになっていると、そもそも差し押さえ以前に何かと不利益を被ることは多くなります。

フリーターでも保険の支払いは必要だとしっかり認識するためにも、保険料を滞納するとフリーターにはどんなリスクがあるのか、より詳しく見ていきましょう。

頻繁に督促状が届くため気まずい

保険を滞納すると、役所や年金事務所からは頻繁に督促状が届きます。何度も督促を無視すれば封書はより目立つタイプの赤いものになっていくこともあります。

そんなふうに頻繁に督促状が家のポストに入っていれば、誰だって嫌な気持ちになります。いつも追い詰められている心理になり、ストレスに感じる人も多いでしょう。同居家族がいる人は、家族からも嫌な目線で見られる可能性はあります。

保険料の未納が知られれば信用を落とすことに

そもそも家族に保険料は未納なことを知られてしまえば、信用を落とすことにはつながるでしょう。「これだからフリーターは…」なんて思われることも少なくありません。家族から「こんなふうになって情けない!いつ働くの?」とかなり厳しく責められることもあるでしょう。

また、何かの拍子に友人知人に保険の督促状を見られてしまえば、気まずいことこの上ありません。すっかり冷めた目で見られてしまう…なんてこともあるでしょう。

将来もらえる年金が少なくなる

年金を払わないでいると、そもそも将来もらえる年金の額にも影響してきます。年金は納めた額によって受給額が変わるため、払わなければ将来その分年金をもらうことはできません。

さらにここで覚えておきたいのは、国民年金は10年納付していないと受給することがそもそもできないということです。例えば納めた期間が9年だった場合は、10年に満たないためたとえあと1年分だったとしても年金をもらうことはできないのです。

年金保険料の未納が続くと、少なくなるどころか年金をもらえなくなるかもしれないリスクが伴うということです。フリーターは確かに収入は低いですが、未納のまま放置することだけは避けるべきでしょう。せめて減額・免除制度は利用しておきたいところです。

保険が払えないときはフリーターから就職する手も

保険料が払えないときは、フリーターから就職する手もあります。やはりフリーターのまま高い保険料を負担していくのはなかなかつらいものがあります。フリーターは収入も低く、長く働いたところで給料アップもほとんど見込めません。

では最後に、保険を払えない状況から抜け出すためにも、フリーターから就職するためのポイントを解説していきたいと思います。

正社員になれば社会保険に加入できる

正社員になれば、基本的に社会保険に加入することができます。社会保険に加入すれば厚生年金に入ることになるため、そのまま年金を納付していけば将来もらえる年金額も多くなります。

年金保険は、国民年金と厚生年金の二階建て構造とよく言われます。正社員や公務員は国民年金とあわせて厚生年金に加入するため、フリーターと比べて年金の受給額が高くなるのです。正社員になればそんな社会保険に加入できるため、将来に対する安心も増えます。

正社員になれば収入も安定し経済的な困窮も避けられる

正社員になれば、収入も安定します。契約期間が決まっている非正規雇用と比べて、正社員は雇用期間に縛りがないため、リストラや病気などよほどなことがない限り、職に困ることはないでしょう。

そして給料の水準も、フリーターと比べれば正社員は高いです。ボーナスや諸手当も支給されるため、お金の貯まりやすさは正社員の方が圧倒的に上でしょう。そして正社員になれば健康保険も厚生年金も給料から天引きになるため、保険が払えないと悩むこともなくなります。そもそも経済的に困窮することも少なくなるため、お金がないストレスからは間違いなく解放されるでしょう。

フリーターは就職支援を利用するのがおすすめ

フリーターは、就職する際はハローワークなどの就職支援を利用することがおすすめです。働いているとはいえ、フリーターが正社員を目指すことは意外と簡単なことではありません。年齢を重ねればその傾向はより強くなるため、仕事を決めるためのサポートは積極的に利用した方が良いでしょう。フリーターが就職しやすい業界なども教えてくれます。

就職支援としては、就職エージェントの利用もおすすめです。就職エージェントは幅広い地域・幅広い業界とつながりがあるため、あらゆるタイプの人の就職の悩みに応えてくれる良さがあります。非公開求人などの紹介もあるため、特にフリーターへの支援が厚い就職エージェントの利用はしっかり考えたいところです。

まとめ

保険は税金と同じで、フリーターにとっても払うべきものの一つです。しかしフリーターは収入が低く経済的に困窮している人も多いため、保険の支払いには困ってしまうことも多いです。健康保険や年金の支払い用紙が届いて、どうしよう…と毎回思っている人は正直たくさんいるでしょう。

しかし払えないにしても、未納のまま放置するのは危険なのでやめておきましょう。支払いの時期については役所に相談することが一番です。そして今後は就職して収入を増やすことも考えつつ、払うべき保険とはしっかり向き合っていくことが大切です。

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